2012年の12月にinnit主催の久保さん(AVV)さんからokadadaさんとのB2Bユニットを結成して出演してほしいとのお話があり、今までオカダさんとは一度もB2Bをした事はなかったのですが、承諾してくれるなら是非やってみたい!という感じで有難い事に出演させて頂き、急遽B2Bユニット<terror fingers>を結成した。
何故<terror fingers>というユニット名にしたのかは覚えてないけど、大阪stompの1階キャッシャーでオカダさんと話してて、「タワーオブテラーどうですか?」って言ったのは即却下された記憶あり。
当時僕らの界隈では少し前までトラップが流行っていたけど、この頃はもうかける人はいなくなってて、あえて今トラップを全力でやるユニットというテーマでそこからjuke~jungleまでプレイした。
この時の映像が残ってて、セットの終盤にDJ Clentの<Clent's Cocky>をかけたらお客さんが盛り上がったのが個人的に印象的だった。
この時の盛り上げる感覚とかオカダさんのDJの姿勢にすごい影響を受けたのを覚えてて、DJってこういう事か!みたいな発見がいくつもあった。
あとオカダさんは「ギャラは折半じゃないとやらない!」って言ってくれてて、オカダさんと同じ額貰うって事は...みたいな事を考えて普段よりDJブースに立つ覚悟も違ったので、めっちゃ気合いが入ってたと思う。
当時録ったMIXがまだ残ってて、あの頃の空気感が詰まったMIX↓↓↓
このMIXは当時のオカダさん宅に自転車で行って、夜通しワイワイ騒ぎながら録った。
terror fingersでの活動は続けるつもりなかったと思うけど、この後有難い事に何度かオファー頂きDJをしたと思う。
いつか時が来たらterror fingersでこんな曲を作ってみたい。
2013年になって遂にFulltonoさんとjuke/footworkのイベントをやろうという話になり、6月に出たele-kingのFulltonoさんのインタビューがきっかけで動き出した。
それで8月11日にSOMETHINN第一回目をCircus大阪で開催。
Satanicpornocultshop、CRZKNY、PICNIC WOMEN、doopiio、JULIE、DJ Kaoru Nakanoという今考えるととても面白いラインアップで、BOOTYTUNEのキザムさんとCircusトヨさんのサポートのもと開催した。
【イベント紹介文】
Juke / Footwork / Ghettotechを軸に、大阪から世界に向けて邁進するレーベル「Booty Tune」と、Juke / Beat Musicをはじめとした最先端なグルーヴを追求するパーティー「Dress Down」がタッグを組み、NEWパーティーがスタート。
今年初頭にリリースされたアルバム、「A to Z!!! Alphabet Busters」が、発売後即Sold Out。新宿LOFTのリリースパーティーでは最も観客を沸かせた覆面3人衆、Satanicpornocultshop。
ファーストアルバム「ABSOLUTE SHITLIFE」を始め、ヒップホップとJUKEを融合させた話題の企画「160OR80」など、今年何かと話題を振り撒くBASS製造機CRZKNYも参戦。
正体が明かされないまま5つのEPをハイペースでリリースするやいなや、アメリカの音楽メディア「THE FADER」にて絶賛されるというとんでもない快挙を成し遂げた謎のユニットPICNIC WOMENは、初となるLIVEを披露。
そして今年の目玉レーベル「Day Tripper Records」からはdoopiioが出演。Vol.1から盛り沢山な内容でお届け!
そして第2回は10月に開催。
【イベント紹介文】
シカゴフットワークダンサー初披露!!!
早くも2回目の開催となるSOMETHINNなのですが、今回はJUKE/FOOTWORKのキーワードとも言えるフットワークダンスをフィーチャー。
昨年10月なんばHatchで行われたSATURNのメインステージTRAXMANのアクトにて、Mannyが欠場の為急遽抜擢され、見事なフットワークを披露した、”Takuya & Weezy”が1年ぶりに大阪遠征!
LIVEアクトには名古屋から今やjukeシーンでお馴染み”食品まつり aka FOODMAN” オーストラリアからWorld Wide Jukeシリーズにも参加した”B.O.O.M.A” KEITA KAWAKAMIとのセッションを披露する”seiho”はSOMETHINN初登場。そしてDRESS DOWNのレギュラーDJであり、今話題の160or80で特典DJ MIXを担当した”D.J. Geronimo Red”が久しぶりにカムバック!
こちらもとても豪華なラインアップ!
SOMETHINNでのDJスタイルは、Fulltonoさんがミニマルでドープなスタイルを突き進んでいくのに対し、僕は初めてjuke/footworkに触れるような人に向けても直感で踊れるようなスタイルを追求していった。
イベントは10年程続けていたけど、FulltonoさんのDJスタイルは
【bpm160/juke-footwork】という枠の中で止まる事なく常に進化していて、深夜2-4時帯の真っ暗なCircusのフロアでいつも新しい発見があった。
Fulltonoさんがよくやってたbpm120-160を往復する複雑なセットがあって、当時僕も影響を受けて真似してやったりしたけど、所詮二番煎じ...絶対に超えられないグルーヴがあってとても不思議だった。
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